
どうも、ベイトです。
釣り仲間から聞こえてくる「アイナメ、今年もダメだ」という声・・・
漁師さんに聞いても、三陸の海の幸自体が「尻細」になっているようです。
アワビ、サケ、サンマも不漁だったとか・・・
三陸といえば「アイナメ」。そんなアイナメが釣れないのでは、釣り人口も増やすことができません。
ということで、「アイナメがなぜ釣れないか」を私なりに調査してみました。
それでは行ってみましょう!
アイナメが釣れない原因はコンブが少なくなっているから

主な原因は、「コンブの減少」にあるようです。
アイナメは、産卵期にコンブの多い場所に移動し、産卵をします。
コンブは、岸に近い場所に生えるため、「アイナメも岸に寄って来る」という形になります。
そこを、釣り人達が釣り上げるのがアイナメシーズン。
しかし、コンブが岸に生えていないと、アイナメは岸に寄っては来ません・・・。
ですので、「岸からでは多くの個体を釣ることができない」ということになります。
コンブが少ないと「アワビ」も少ない
コンブが少ないと、影響を受けるのはアイナメだけではありません。
漁師さんの話では、「アワビもダメ」ということでした。
海藻類は、アワビやウニにとって食料となります。そんなコンブが少なければ、アワビも育たなく小さい個体にになり、漁をすることができないという結果になったそうです。
去年、三陸では「ウニは採れた」という話を聞いていますので、数が少ないコンブをウニが食べてしまい、「アワビが食べる分が少なくなった」と考えられます。
アワビの時期になると活気がでる漁港も静かになっているようです。
キーポイントは、「コンブ」にあり!と考えます。
では、コンブが少なくなっている原因は何なのでしょうか?
コンブが少なくなっている原因は「海水温の上昇」

海水温は、1980年から右肩上がりに上昇しています。
その影響で、コンブに適さない水温になっているのが原因と北海道大学の研究でわかっています。
大西洋側に流れる温かい海流「対馬海流」の勢いが強く、北海道周辺の水温が上がり、その影響で太平洋側に流れる冷たい「親潮」が、岸から離れて沖の方に押されているのが直接的な原因のようです。
これによって、三陸周辺の水温も上昇し、「コンブが少なくなっているのでは」と考えられます。
少し、小難しい話ですが、「水温上昇」が原因ということなんです。
ボートに乗る人ならいいのですが、岸からアイナメを狙う人にとっては大打撃です。
「どこならアイナメいるの」と疑問に思ったので、漁師さんに聞いてみました。
2020年アイナメが釣れるであろう水深

「アイナメ?深場だな」
それだけかよ・・・と思ったので、細かく聞いてみました。
アイナメが不調でも釣り人は出向く
コンブが少ないという影響で、アイナメも釣ることが難しくなっている2020年。
しかし、釣れようが釣れまいが、海にロマンを求めて「釣りに出向く」のがフィッシャーマンです。
諦めず、深場を狙い、アイナメを釣り上げてやろうじゃありませんか!
そんな決意を「まとめ」として、今回はここまで。
「参考になった」という方はフィッシャーマンとシェアしてくださいね!
では、また!
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